のりともよるとも 備忘録 (仮)

元アダルトグッズ店員・中村が日常生活で見た、聞いた、感じたことをそのまま綴るブログ。

【裁判傍聴】オレオレ詐欺の出し子をしてしまった外国人女子。自分が襲われるかもしれないという恐怖心でやっちゃった?

実は私、中村は裁判傍聴が趣味。

きっかけは確かエロ屋で働いていた頃、阿曽山大噴火氏のTV番組を見たときに

裁判傍聴に関心を持ったから。

 

一人の人間が犯罪を犯し、逮捕され、起訴されていく中で、「なぜ罪を犯したのか」ということが裁判所の中で明らかにされる。

フィクションではないリアルな世界で、一人の犯罪者が裁判所の中で判決を下される瞬間は重みがあって見応えがある。

個人的には殺人や放火のような注目度の高い事件よりも道交法違反、窃盗、傷害、詐欺、民事訴訟のような、人間誰しもいつかは経験しそうな(被害者として巻き込まれそうな)事件の方が真実味があって好き。

 

というわけで、今日は以前傍聴した事件で、印象深いものを少し書いてみることにする。あまり頭が良くないので、事件の内容を全て書いてあるわけではないからあしからず。

 

 

 

東京地裁 第528法廷 被告人名不明 詐欺/判決

 

被告人は現在川崎在住。四歳から日本に住んでいて、犯行当時は未成年。

証言台に立つ姿は、短髪黒髪(ベリーショート)でライトグレーのスウェットに短パン姿。顔にはマスクを装着。横顔だけ見たら、男子に見えるくらい男っぽい感じの女子。一応、日本語は話せてるけどたどたどしくて、聞いた瞬間に日本人ではないなと感じるレベル。

彼女は高校を中退後、不良グループと付き合いを持ち始めたらしい。

 

暴力団関係のグループに入っている「A」という友人に誘われ、80歳過ぎの老人のキャッシュカードをだまし取った加害者の犯行を助けた詐欺幇助の罪で逮捕。(被害額約300万円)

友人Aに老人を騙すための小道具(スーツやカバンなど)を店で購入したり、運搬したり、金を引き出したり(出し子)をしたらしい。

友人Aの誘いに乗らなければ自分が襲われる、レイプされてしまうかもしれないという恐怖心から犯行に及んだとのこと。

 

要するに強面のチンピラに頼まれてやっちゃったんだろうと推測。

論告を見てないからわからないけど、いいように利用されちゃったんだろうなー。

 

被告人は反省しており、更生に向かって自分なりに努力しているらしく、

引っ越しをし、ケータイ番号を変え、グループとの接点を断ったとのこと。

 

開廷から10分ほど経った頃、裁判長は「判決を言い渡します」と宣言。

「主文、被告人を懲役2年に処する。」

このとき何となく彼女の背中から重い空気が伝わった。

その後も裁判長は口を開く。

「なお、この裁判が確定した日から3年間、刑の執行を猶予する。判決理由は、犯行時被告人は未成年。被害額が多額であり、決して軽い罪ではないが、犯行を直接行ったわけではなく、反省している様子があり、情状酌量の余地がある。」

(その後、被告人に対し裁判長が執行猶予についての説明をした)

彼女の背中越しから肩が動き、重荷が降りて安堵した様子に見えた。

 

自分が襲われるかもしれないという恐怖心でやっちゃった事件だから、裁判長もある程度それを汲んでくれたのかもしれない。

まだ若いから更生して頑張って生きてね。っていう裁判長のエールみたいなものを感じた。

 

 

 

気が向いたら、またこんな感じで書きます。

今日はこのへんでおしまい。良い夜を!